第136回『前立腺肥大の低侵襲治療、結局どれが一番効果があるのか?』

1.【オープニング】

皆さん、こんにちは!「バナナ先生のハッピーラジオ」、パーソナリティのバナナ先生こと、医療法人社団思いやり理事長、窪田徹矢です!

9月もいよいよ終わりですね。朝晩は随分と涼しくなってきて、ようやく秋の気配を感じられるようになってきました。秋といえば、「食欲の秋」に「スポーツの秋」!僕は相変わらず24時間ジムでのパーソナルトレーニングで、ガッツリ汗を流して体を追い込んでいますよ(笑)。

そして筋トレの後は、やっぱりサウナ!最近も出張のついでに、大好きなドーミーインに泊まって、サウナで心も体もしっかり「ととのって」きました。皆さんも、自分なりのリフレッシュ方法を見つけて、ハッピーな毎日を過ごしてくださいね!

さて、今日のテーマなんですが……実は先月末の放送で、「前立腺肥大症の最新治療」についてお話しさせていただきました。そうしたら、リスナーの皆さんからこんなお声を結構いただいたんです。

「バナナ先生、カタカナが多くてちょっと分かりづらかったです!」

「最近ニュースでも聞く『アクアブレーション』について、もう少し詳しく教えてほしいです!」

いやー、ごめんなさい!専門医として熱が入りすぎちゃいました(笑)。こうやって皆さんがラジオを聴いて、素直な疑問やコメントを送ってくださること、本当に嬉しく思います。ありがとうございます!

ということで今回はリベンジ企画!最近注目されているお腹を切らない最新治療、専門用語で「MIST(ミスト:低侵襲治療)」と呼ばれるものの中から、皆さんが一番気になるであろう「ウロリフト」「WAVE(ウェーブ)」、そして「アクアブレーション」の3つに絞って、中学生でもわかるくらい、さらに詳しく、徹底的に比較解説していきたいと思います!

2.【本編】

まず前提として、この3つの治療はどれも「昔のようにメスでお腹を大きく切らない」「体への負担が少ない」という、患者さんへの「思いやり」に満ちた素晴らしい治療法です。その上で、それぞれどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

① ウロリフト(経尿道的前立腺吊り上げ術)

まずは1つ目、「ウロリフト」です。

前立腺肥大症というのは、尿道(おしっこの通り道)の周りにある前立腺がパンパンに腫れて、道を塞いでしまう病気です。

ウロリフトは、医療用の小さなホッチキスのようなもの(インプラント)を使って、邪魔になっている前立腺のお肉を左右にガチッと引っ張って留める治療です。

例えるなら、「窓を塞いでいる分厚いカーテンを、両端に寄せてタッセルでギュッと縛る」イメージですね。切ったり削ったりしないので、手術の時間が15分程度と短く、男の自信である性機能(射精など)も守られやすいのが特徴です。

ただ、弱点もあります。前立腺の真ん中の部分がポッコリ腫れてしまう「中葉(ちゅうよう)肥大」というタイプの方には、構造上このクリップがうまく留められないので適応外になってしまうんです。また、小さいとはいえ体内に人工物が残ることに抵抗がある方には、少し気になるポイントかもしれません。

② アクアブレーション(ロボット支援水流前立腺摘出術)

続いて2つ目。リスナーさんから一番質問が多かった最新治療、「アクアブレーション」です!

これはズバリ、「超高圧洗浄機を使った、全自動の精密トンネル開通工事」です!

AIとロボットが活躍する、ものすごくハイテクな治療なんですよ。まずお医者さんがエコー画像を見ながら「ここからここまでを削るぞ」とパソコンで設計図を作ります。あとはロボットが、ものすごい勢いの水流(ウォータージェット)をブワーッと噴射して、設計図通りに肥大した前立腺だけを正確に粉砕して吸い取ってくれるんです。

この治療の最大のメリットは「熱を使わないこと」です。従来の電気メスやレーザーだと、どうしても熱によるダメージが周りの神経に伝わって勃起障害などが起きるリスクがありました。でも水流なら熱が出ないので、大切な神経をしっかり守ることができます。それに、かなり巨大に育ってしまった前立腺でも一気に治療できるパワーがあります。

じゃあ、これが一番いいじゃないか!と思うかもしれませんが、大きな注意点があります。それは、「全身麻酔」と「数日間の入院」がほぼ必須になるということです。水圧で組織を削るので、術後に血が混じったおしっこが出やすく、病院のベッドでしっかり管理しながらお休みしていただく必要があるんですね。「仕事が休めないから、絶対に日帰りでサッと終わらせたい!」という方にとっては、ハードルが高い治療になります。

③ WAVE治療(経尿道的水蒸気治療)

そして最後、3つ目。日々多くの悩める男性を診察しているバナナ先生が、最もバランスが良いと考えているのがこの「WAVE(ウェーブ)」です!

これは、約103度の熱い水蒸気を前立腺に直接プシュッと注入し、その熱エネルギーで肥大した組織を死滅させ、自然に縮小させる治療です。

冒頭で僕の好きなサウナのお話をしましたが、まさに「サウナのロウリュ」のように、熱い蒸気で内側から前立腺をジワ〜っと温めるイメージ。あるいは、「シワシワのシャツにスチームアイロンを当てるとピシッと縮む」あの原理ですね。

内視鏡を入れて水蒸気を吹きかける時間は、なんと1回につきわずか9秒!体内にクリップなどの異物を残すこともありませんし、アクアブレーションと同じように射精機能をしっかり守ることができるのも大きなメリットです。

何より最強なのは、「日帰り」でサクッとできること!術後に専用の回復室でずっと休む必要はなく、30分から1時間ほど休んでいただいた後は、そのままご自身の足で歩いてお家に帰れるんですよ。「入院はしたくない、でも夜中に何度もトイレに起きる生活はもう限界だ…」そんな働き盛りの方やアクティブなシニア世代の方にとって、まさに最強の選択肢だと言えます。

【バナナ先生の結論】

ここまで3つ解説しましたが、いかがでしょうか?少しスッキリしましたか?

専門医としての私なりの結論を言います。

前立腺がとてつもなく巨大で、数日間入院してでも、最新のロボットを使って確実に削り取りたい方は「アクアブレーション」。

入院せずに日帰りでサッと終わらせたい、体の中に異物を残したくない、そしてすぐに仕事や趣味のある日常に戻りたい方は「WAVE治療」。

これが一番賢い選び方です。

当院、くぼたクリニック松戸五香では、すでにこのWAVE治療を100例以上、日帰りで行っています。手術を終えて、「もっと早くやればよかった!」「夜ぐっすり眠れるようになりました!」と笑顔で帰られる患者さんを見るたびに、医療の進歩と、患者さんの負担を減らすことの大切さを実感しています。

どの治療がご自身に合っているかは、前立腺の形や大きさ、そして「あなたのライフスタイル」によって決まります。だからこそ、一人で悩まずに、まずは専門医である僕たちに相談してほしいんです。

3.【エンディング】

さて、今日のハッピーラジオ、いかがでしたでしょうか?

前立腺肥大の最新治療、「ウロリフト」「アクアブレーション」「WAVE」の違い、今回はバッチリ伝わったんじゃないかなと思います!

そこで、リスナーの皆さんへ、明日から実践できる小さな一歩の提案です。

「もしかして自分も前立腺肥大かも?」「自分の場合はどの治療が合っているんだろう?」と少しでも気になった方は、ぜひ当院のオンライン診療を活用してみてください。わざわざ病院まで来なくても、お手元のスマホ1つで、お家から僕と直接お話しができます。

また、今日大絶賛した「WAVE治療」について、もっと詳しく、わかりやすくまとめた専用のホームページがあります。URLは「kubota-wave.jp」です。Podcastの概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね!https://kubota-wave.jp

おしっこの悩みは、我慢すればするほどハッピーから遠ざかってしまいます。皆さんが男のプライドを犠牲にせず、快適な毎日を取り戻せるよう、僕たちが全力でサポートします!

この番組が役に立った!という方は、ぜひ番組のフォローと高評価をお願いします!

それでは、今日も一日、明るく楽しく健康に!バナナ先生こと、窪田徹矢でした。また次回の放送でお耳にかかりましょう。バイバイ!