バナナ先生(窪田): 皆さん、こんにちは!3月に入り、少しずつ暖かい日も増えてきましたね。春の陽気を感じる、今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?『バナナ先生のハッピーラジオ』、ナビゲーターの「バナナ先生」こと、くぼたクリニック松戸五香・院長の窪田徹矢です。
さて、3月といえば「始まりの季節」。新生活に向けて準備を進めたり、冬の間に溜まったものをデトックスして、体調を整えたい!という方も多いんじゃないでしょうか。
そこで今日のテーマは、絶対に皆さんに味わってほしくない「あの激痛」についてです。皆さん、「人生の三大激痛」ってご存知ですか?心筋梗塞、群発頭痛、そして……「尿管結石」です。
今日は、春に向けて健康を見直したい皆さんに、尿管結石とはそもそも何なのか、どんな検査や治療をするのか、そして「毎日の食事でできる最強の予防法」をたっぷり1お届けします。ぜひ、お茶やお水を飲みながら、リラックスしてお聴きくださいね。
【トークパート1:尿管結石ってどんな病気?】
バナナ先生: ある日突然、背中から脇腹にかけて、まるでナイフでえぐられるような強烈な痛みに襲われる。痛すぎて冷や汗が止まらず、思わず救急車を呼んでしまった……。リスナーの皆さんの中にも、もしかしたら経験者がいらっしゃるかもしれません。
「自分はまだなったことがないから大丈夫」と思っているそこのあなた。実は、結石は男性の7人に1人が一生に一度は経験すると言われている、めちゃくちゃ身近な病気なんです。しかも、恐ろしいことに「再発率が非常に高い」という特徴があります。50代の男性なら決して珍しい病気ではないので、恥ずかしがることはありません。
そもそも、なぜ体の中に「石」ができるんでしょうか? 人間の体にある「腎臓」は、血液をろ過して「おしっこ(尿)」を作るフィルターのような臓器です。そのおしっこの中には、カルシウムや「シュウ酸」、そして「尿酸」といった様々な成分が溶け込んでいます。
正常な状態なら、そのまま外に流れていくんですが、食生活の乱れなどでこれらの成分が濃くなりすぎると、排水溝にたまった汚れがカチカチに固まるように、おしっこの中で成分同士がくっついて結晶化してしまうんです。これが「結石」の正体です。
【トークパート2:こんな症状はサイン!検査と治療法】
バナナ先生: では、「これって結石かも?」と疑うべきサイン、病院へ行くべきタイミングについてお話ししますね。
一番分かりやすいのは、やはり「背中や腰、脇腹の突然の激痛」です。そしてもう一つ重要なサインが「血尿」です。おしっこに血が混じっている気がする、あるいは健康診断で「尿潜血(にょうせんけつ)」を指摘された場合、実はすでに石が隠れている可能性があります。「過去に何度も結石を繰り返している」という方も要注意ですね。違和感があれば、我慢せずにすぐ泌尿器科を受診してください。
「でも、病院に行くとどんな検査をされるの?痛いの?」と不安な方もいるでしょう。安心してください。結石の検査は、主に3つです。 1つ目は「尿検査」。血が混じっていないか確認します。 2つ目は「超音波(エコー)検査」。ゼリーを塗って機械を当てるだけで、腎臓が腫れていないかチェックできます。当院でも4月から健診メニューをリニューアルし、こういった超音波検査のオプションもより充実させていく予定ですので、定期的なチェックにぜひ活用していただきたいですね。 そして3つ目が「CT検査」。これで石の大きさや位置を正確に診断します。
治療法については、石の大きさによって変わります。 比較的小さな石(10ミリ未満)であれば、お薬を使って痛みを和らげながら、水分をたくさん摂って「自然に尿と一緒に外に出す」保存的治療が基本です。 しかし、石が大きすぎたり、なかなか出てこない場合は、体の外から衝撃波を当てて石を砕く治療や、細いカメラを入れてレーザーで石を直接割る手術を行うこともあります。
【トークパート3:激痛を回避する!食事と予防の裏技】
バナナ先生: さあ、ここからは今日一番の聴きどころ!「尿管結石になりやすい食べ物」と「最強の予防法」についてです。
実は、尿管結石の約8割は、「シュウ酸」とカルシウムが結合した「シュウ酸カルシウム結石」なんです。つまり、毎日の食事で「シュウ酸」などを摂りすぎていることが最大の原因。最新のデータに基づいた、気をつけたい食べ物をサクッとご紹介します。
まず、塩分の多い加工肉。ウインナーやベーコンですね。塩分がおしっこの中のカルシウム濃度を上げてしまいます。 次に、エナジードリンクや甘い清涼飲料水。果糖や砂糖が結石の材料を増やします。 そして、意外なのがチョコレートやナッツ類。健康に良い面もありますが、実は「シュウ酸」が非常に多いんです。 同じく、野菜で気をつけたいのが、ほうれん草やたけのこ。「ほうれん草=シュウ酸の王様」と覚えてください。 最後に、盲点なのが「ビタミンCサプリ」の過剰摂取。吸収しきれなかったビタミンCは、体内でシュウ酸に変わってしまうんです。
「えー!じゃあ、ほうれん草もチョコも食べちゃダメなの?」と絶望した方、大丈夫です(笑)。一生食べるなとは言いません。専門医だからこそ教える「対策の裏技」をお伝えします!
裏技その1:シュウ酸は「カルシウム」と一緒に摂る! ほうれん草やチョコを食べる時は、牛乳やヨーグルトなどの「カルシウム」を一緒に摂ってください。腸の中でカルシウムとシュウ酸がくっついて、便として体の外に排出されるので、リスクが激減します。
裏技その2:ほうれん草は「茹でて」アクを抜く! シュウ酸は水に溶けるので、サッと茹でて水にさらすだけで量が半分以下になります。
裏技その3:これが最強!1日2リットルの「水」を飲む! シンプルですが、これが最強です。おしっこの量を増やして、石の成分が濃くなる前に洗い流してしまう。麦茶やほうじ茶でもOKですよ。今日から、コップ1杯の水を余分に飲む習慣をつけてみてください。
【エンディング】
バナナ先生: あっという間でしたが、いかがでしたでしょうか? もう年だから、体質だからと諦める必要はありません。食事のちょっとした工夫と水分補給で、あの地獄のような痛みは確実に防ぐことができます。
とはいえ、「すでに背中が痛い」「病院に行きたいけど、待ち時間が嫌だ」「泌尿器科に入るのを見られたくない」という方もいらっしゃいますよね。 そんな方にこそおすすめしたいのが「オンライン診療」です。 当院、くぼたクリニック松戸五香では、スマホ1つで診察が完結するオンライン診療を行っています。ご自宅や車の中からリラックスして専門医の診察を受けられますし、結石の再発予防のお薬も、中身が分からない梱包でご自宅のポストに届きます。ご家族にバレる心配もありません。
痛みの不安から解放されて、表情が明るくなっていく患者さんを私はたくさん見てきました。春からの新生活を笑顔でスタートさせるためにも、ぜひお気軽に頼ってくださいね。
今日の放送でお話しした内容は、私のYouTubeチャンネルでも詳しく解説していますので、気になった方はぜひ「くぼたクリニック」で検索してみてください。
それでは、今日もハッピーな1日をお過ごしください!お相手は、くぼたクリニック松戸五香 院長、「バナナ先生」こと窪田徹矢でした。また次回お会いしましょう!バイバーイ!
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