皆さん、こんにちは! 松戸市からお届けしています、「バナナ先生のハッピーラジオ」! パーソナリティは、くぼたクリニック松戸五香の院長、バナナ先生こと、窪田徹矢です。
今日もラジオの前で耳を傾けてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。 さて、今日のテーマなんですが……ズバリ、**「夜のトイレ」**についてです。
皆さん、どうですか? 昨日の夜、ぐっすり眠れましたか? 「いやぁ先生、実は昨日は2回起きちゃってさぁ」 「布団に入ってから、どうもトイレが近くて…」 そんな声が、ラジオの向こうから聞こえてきそうです。
特に、私たち50代、60代、そして70代となってくると、どうしても増えてくるのがこの悩みですよね。 夜中に目が覚める。時計を見るとまだ2時。 「あぁ、またか…」と思いながら、寒い廊下を通ってトイレに行く。 一度起きると、今度は目が冴えてしまってなかなか寝付けない。 そのせいで、昼間にウトウトしちゃったり、なんとなく体がだるかったり。
これ、実は日本の40歳以上の男女で、なんと4,500万人もの人が「夜間頻尿」の症状があると言われているんです。 つまり、あなただけじゃないんです。みんな悩んでる。 でも、「歳だからしょうがないよな」って諦めている方が、あまりにも多いんです。
今日は、そんな「夜間頻尿」について、泌尿器科の専門医として、「明るく!楽しく!わかりやすく!」解決のヒントをお話ししていきたいと思います。 これを聴けば、今夜からの眠りが変わるかもしれませんよ? それでは、最後までお付き合いください!
さて、まずは「なぜ、夜にトイレに行きたくなるのか?」 敵を知るには、まずその正体を知るところから始めましょう。
泌尿器科医として診察していると、多くの患者さんが 「先生、私の膀胱(ぼうこう)、小さくなっちゃったんでしょうか?」 とおっしゃいます。
もちろん、それも一つの原因です。 特に男性の場合、一番多いのは**「前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)」**の影響ですね。 男性なら誰でも持っている「前立腺」。これが年齢とともに大きくなって、尿の通り道を圧迫したり、膀胱を刺激したりします。 そうすると、膀胱が過敏になって、「まだ溜まってないのに出したい!」と脳に指令を送ってしまう。これが一つ目のパターン。
でもですね、実はもっと意外な原因があるんです。 それが……**「夜間多尿(やかんたにょう)」**という現象です。
これ、簡単に言うと、「夜だけオシッコの量が増えすぎている」状態なんです。 普通、人間の体っていうのは、寝ている間はオシッコを作らないようにするホルモンが出て、尿の量を減らすようにできているんです。だから若い頃は朝までぐっすり眠れましたよね。
ところが、年齢とともにこのホルモンが減ったり、あと意外なのが「高血圧」や「塩分の摂りすぎ」なんかが関係して、夜に大量の尿が作られてしまうことがあるんです。
「膀胱が小さくなっている」のではなくて、「入ってくる水の量が多すぎる」というわけです。これだと、いくら膀胱が元気でも、あふれそうになって目が覚めてしまいますよね。これを放置しておくとどうなるか。 単に「眠い」だけじゃ済みません。 夜中に暗い中を歩くことで「転倒・骨折」のリスクが増えたり、睡眠不足が続いて「認知症」のリスクが少し上がったり、というデータもあるんです。 「たかがトイレ」と思わずに、しっかり向き合うことが、健康長寿への第一歩なんですよ。
ここで、皆さんにちょっと意外なお話をしましょう。 私のクリニックに来られた、ある60代の男性患者さんのお話です。
その方は、「夜に3回もトイレに起きる。水分を控えているのに治らない」と悩んで来院されました。 皆さんもそうじゃないですか? 「夜トイレに行きたくないから、夕方からはお茶も水も我慢してるんだ」っていう方、すごく多いんです。
でも、検査をしてみると、その方の原因は「水の飲み過ぎ」ではなくて……なんと、**「ふくらはぎのむくみ」**だったんです。
「え? バナナ先生、トイレの話をしてるのに、なんで足の話?」って思いましたか? ここが今日一番のポイントです!
昼間、立ったり座ったりして活動していると、重力で水分が下半身、特に「ふくらはぎ」に溜まります。これが「むくみ」です。 そして夜、布団に入って横になるとどうなるか。 足に溜まっていた水分が、重力から解放されて、上半身に戻ってくるんです。 心臓に戻った水分は、腎臓を通って……そう、全部「オシッコ」に変わってしまうんです!
つまり、その患者さんが夜中に大量にオシッコをしていたのは、昼間に足に溜まった水分が原因だったんですね。 水を飲むのを我慢しても、足に水が溜まっていたら、夜にトイレに行きたくなるのは当然なんです。
これをお伝えして、「夕方に足を少し高くして休憩する」とか「お風呂上がりに足をマッサージする」ということを実践してもらいました。 するとどうでしょう。薬を使わずに、夜のトイレが3回から1回に減ったんです! その方は「先生、足だったのか!」って驚いて、笑顔で帰られました。
もちろん全員がこれに当てはまるわけではありませんが、「水分の摂り方」だけじゃなくて、「体の中の水の移動」が原因かもしれない。 泌尿器科というのは、ただ「おしっこ」を見るだけじゃなくて、こうやって全身のバランスを見る科でもあるんですよ。 だから、「恥ずかしい」なんて思わずに相談してほしいんです。原因がわかれば、対策はあるんですから。
さあ、あっという間にお別れの時間です。 今日の「夜間頻尿」のお話、いかがでしたか?
最後に、今日からできる「バナナ先生からのアドバイス」を3つ、お持ち帰りください。
- 「塩分を控える」 塩分が多いと喉が渇いて水を飲みますし、体の中に水分を溜め込みやすくなります。お味噌汁、全部飲んでませんか? 漬物食べすぎてませんか? 少し減らすだけで変わりますよ。
- 「夕方の足上げタイム」 夕方、テレビを見ながらでいいので、足をクッションの上などに乗せて、心臓より少し高くして15分〜30分休んでみてください。寝る前に足の水分を戻して、寝る前のトイレで出し切ってしまいましょう。
- 「一人で悩まない」 これが一番大事です。夜のトイレで睡眠が浅くなると、人生の楽しさが半減しちゃいます。
もし、「自分はどうなんだろう?」「前立腺かな?むくみかな?」と気になったら、ぜひ松戸市の「くぼたクリニック松戸五香」へいらしてください。 泌尿器科って入りにくいイメージがあるかもしれませんが、うちは「地域の思いやり」を大切にしています。スタッフ一同、笑顔でお待ちしています。
皆さんが、朝までぐっすり眠れて、明日も元気に笑って過ごせること。それが私の願いです。 それでは、また次回の放送でお会いしましょう! バナナ先生こと、窪田徹矢でした! ハッピー!!

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