【猛暑に多い疾患 尿管結石にについて】
猛暑の夏 8月に多くなる病気で尿管結石があります。
猛暑の時は汗を大量にかくので体の水分量が減ってしまいます。
そうなると自然と尿量も減ってしまい 尿管結石ができやすくなるのです
尿管結石とは 腎臓にできた結石が尿管で詰まってしまい疝痛発作という急激な痛みが
くる病気です。結石の多くがシュウ酸カルシウム結石でシュウ酸(ほうれん草、タケノコ
、ピーナッツ、チョコレート、カフェイン)などの摂取が多いとなる可能性があります。
治療法としては結石の大きさによって決まりますが
5ミリ以下の小さい結石では薬や自然排石 痛み止めで様子観察します
1センチ以上の場合は体外衝撃波や内視鏡の治療で結石を除去します
急な腰の痛みや下腹部痛があれば尿管結石を考えて早めに医療機関を
受診しましょう。繰り返すことも多いので一度症状がある方は
ご自身で感覚を覚えておくことも大事です。
その場合は泌尿器科の受診をお勧めさせていただきます。
予防法として水分をしっかり摂取すること
カフェインはシュウ酸が入っているのでお水もしくはカフェインが
入っていないお茶(麦茶 ほうじ茶)などがお勧めです。
またカルシウムをしっかり摂取することもお勧めです。
シュウ酸が多いものにはカルシウムと一緒に摂取することで
シュウ酸カルシウムになり便と一緒に出ることで尿中の
シュウ酸が減ります。コーヒーもミルクと一緒に飲むなどすると
効果的です。
尿管結石は要注意です!
Podcast: Play in new window | Download